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【3学会呼吸療法認定士】申請から受験・勉強方法・登録まで全部まとめ

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何か新しいことを始めたい

呼吸って興味あるけど難しそう

呼吸って何から勉強したらいいのかわからない

働き出して2、3年目の人からこんな声をよく耳にします

 

病棟でリーダーをするようになって、急変が怖くてたまらない

夜勤リーダーとかしたくない

普段呼吸というものに触れなくても、急に状態の悪くなる患者さんを目の当りにしたり、責任を負う立場になった人からよくこんな声を聞きます

 

先生達の話している内容をもっと理解したい

治療プランを話し合うなかに入っていきたい、ついていきたい

集中治療室や呼吸器内科、そのほかの呼吸に関わる事のある環境で数年働いている人たちからよくこんな声を聞きます

 

このような疑問のすべては、

  1. 言葉を知らない
  2. 多職種のテリトリーを理解していない
  3. 解剖・生理学を理解していない
  4. 酸素療法の基礎を知らない

他にもありますがざっとこのような理由が挙げられます。

 

それらを解決するには、解剖・生理学、酸素療法の基礎などから体系的に理解していく必要があります。

 

では、働きながら自分自身の力で導く人もいない中でそれは可能でしょうか。

不可能ではありませんが、相当難しいことです。

 

 

3学会呼吸療法認定士とは、講習も大変・試験があるし範囲も広いなどの印象を持たれる方もいると思います。

 

でもね、体系化してくれてそれを学習するだけならお得ですよ。

最初の色々な悩みの声は学びの歩を進めれば解決することができます。

 

そもそも、無知は何も恐れず疑問も持ちません。

恐れて疑問を持ち、どうにかしようと考えてこのページに来ただけで1歩2歩進めています。あとちょっと踏み出すだけですよ(=゚ω゚)ノ

 

取得メリットはスタートラインに立てるという事

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この記事にも書いていますが、メリットは数多くあれどデメリットは少ないです。

デメリットは強いて言いうなら、仕事の合間に勉強したり申請したり講習会受けたりと、時間を使うことでしょうか。まぁ勉強はメリットになり得ますが( ´艸`)

 

ややこしい申請手順

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ただ、今言ったように申請手続きが非常にややこしいです。

そもそも、申請に入るまでにポイントの取得であったり、書式のダウンロード期間が設定されていたりと情報に対しアンテナを張っておく必要があります。

 

実は最大の山場の申請書類提出

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書式のダウンロード後は、実務経験書類を所属施設に提出したり、書類書いたり、顔写真取ったり色々忙しいです。

ですが、一番は申請書類提出日に郵便局に朝提出できるように勤務調整して、早起きして提出ってところです。

ほんとにネット社会から逸脱した提出方法は変わってほしいところですが、運営が特定記録郵便だと言ったら特定記録郵便なんです。

 

申請から登録まで1年がかり

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最初の書式ダウンロードが3月初旬、講習会が8月末、試験が11月中旬、合格発表がクリスマスイブくらい、認定書が届くのが3月と1年がかりです。

この長いスパンで何度顔写真撮らされることか・・・( ´艸`)笑

 

青本は買い

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勉強方法について紹介しているサイトは多々あります。

正直、ある程度知識があって人工呼吸器とかあんまり怖くないよって人は青本以外の参考書はいらないです。

なんか知らない単語いっぱいで怖い!って人は解説がやさしいやつを買って、1周か2周さらさらっと解いたら、後は青本で経験値稼ぎが必須です。

 

ってかね、青本3周くらい解いたら試験本番でほとんど見たことないわって問題ありません。なんなら7割くらいは、ハイハイこれは3番、ハイハイこれは2番、あ、やっぱそのひっかけ出すのね3番ってな具合で午前も午後も30~40分で終わります。

 

要するに、傾向を掴んで慣れればいいんです。

過去問を解きながらわからないところ・間違ったところを講習会冊子で調べれば問題ありません。

 

受けるかどうか迷ってるなら受けろ

迷っている時間が無駄ですよ

冒頭で色々な場面で色々な相談を受けましたが、結局のところすべての相談の行きつく先は知識不足です。

だったら補えばいいじゃないですか。

大変だ大変だと言われる呼吸療法認定士ですが、別の角度から見ればこんなにも大変なことをまとめてくれて試験までしてくれるんだからありがたいもんです。

 

合格したらゴールじゃなくてスタート

たまにね、たまにですよ、呼吸療法認定士ですドヤ!みたいな感じでくる人いますけど、資格を持ってることが偉いわけではないんですよ。

この資格を持つということは、最低限みんなと共通言語でお話ができて、そのお話に登場してくるものの理解があるという前提なだけなんです。

この資格を持っていないけど優秀な方なんてごまんといます。

逆にこの資格を取って歩みを止めてしまって、テキストの受け売りみたいな人もいっぱいいます。お前に聞くよりテキスト読むわ

だから合格はゴールではありません。スタートラインに立てただけです。

 

まとめ

呼吸を勉強するという意思を申請に踏み切るときに確固たるものとし、基礎を身に着けてスタートラインに立つ!これこそがこの資格の意味だと私は解釈しています。

是非、スタートラインに立って呼吸療法を引っ張っていく立場になりましょう!